軽井沢町では、2026年9月6日から自動運転バスの実証運行が開始されました!
早速9月8日(火)に乗ってきたので、レポートしますね。
軽井沢・自動運転バスの実証実験の概要
軽井沢町では公共交通の担い手不足問題の解消や、自動運転技術の有効性の検証し、持続可能な公共交通網の構築に向けて可能性を探るべく、実証実験を始めました。
具体的な検証内容は
・東西移動における時間帯による「交通空白」の解消
・利便性向上
・利用者ニーズの把握
・安全性や運行管理の技術評価など
【軽井沢・自動運転バスの実証実験】
概要運行期間: 2026年9月から12月までの期間で合計50日間(※10月の運行なし)
運行ルート: 軽井沢駅 〜 中軽井沢駅 〜 星野温泉トンボの湯 〜 軽井沢千ヶ滝温泉を結ぶ区間(4箇所の停留所)
実施目的:公共交通の担い手不足問題の解消や、持続可能な公共交通網の構築に向けた検証
乗車方法: 事前予約制(JRE MALLチケットより申込が必要)
運賃:無料
軽井沢・自動運転バスに乗ってみて
現在、事前予約制で、JRE MALLチケット(登録要)から予約ができます。
当日の乗車もJRE MALLチケットのアプリからQRコードを見せ、乗車するシステム。
私が乗車したときは、10:20軽井沢駅発→10:40中軽井沢駅到着の第1便。
平日の1便は中軽井沢駅までしか行きませんが、休日は最終地点の軽井沢千ヶ滝温泉まで運行します。
通常のバスとの違いはというと
・USB充電口が各席にある(元々の車両がEV車なので常設のサービスらしい)
・車内に複数のカメラや画面が付いている
・一番後ろの座席が座席ではなく、ECUという大きなパソコンが搭載されている
といった点。
もちろん実証実験が終わったら、内装もアップデートされるとは思いますが、まだ色々な装備が付いており、やや物々しい内装(笑)
この日は、平日かつ実証実験が始まって2日目ということもあり、乗客2名。
これに対して運転手さん含めてスタッフさん4人という贅沢?な状況でした。
「まだあまり認知されていないのかもしれないですね~」とスタッフの一人がおっしゃっていました。
今、軽井沢町で行っている自動運転バスは【レベル2】という段階で、完全オートではないそう。
運転手さんが乗っていて、必要な時に適宜「介入」し、手動↔自動を繰り返すシステム。
最終的に、完全に自動運転にするためには、【レベル4】まで持っていく必要があり、様々な検証結果により、十分な安全確保が担保された上で、国交省に許可を取り、初めて完全な自動運転バスを運行できる流れ。
意外だったのは、AIがパーセプション(物体を認識する)部分しか使っていない点で、自動運転の際は2種のセンサー(8個のライダーと6個のレーダー※)を使って周囲を把握しているのだということでした。
※ライダー:レーザー光により周囲の物体や距離を測定する特定の測距技術・そのセンサーの一種
センサー:光や温度、音など外界のさまざまな情報を検知する総称
たった20分弱でしたが、運転手さんがこまめに「介入」する場面があり、主なポイントとして現在の課題として挙げられるのが以下でした。
・雑草や路駐は上手く避けられない
・前方だけでなく、後方も人が通過すると、後方の人も感知して停止し続けてしまう
・比較的幅が狭い道路での方向転換は、膨らみすぎてしまう傾向にある
説明を聞くと、「あーなるほどー確かにこの判断は難しいかも」と思った反面、人間ってこういうことを多面的に即座に判断して運転しているのだなあと、運転技術の複雑さも再認識しました。
軽井沢町以外にもレベル4の自動運転が導入されている自治体
国が自動運転技術の自治体への取り組みを後押ししているようで、レベル4の運行・実証・取組を行う主な自治体は以下がありました!
実は長野県は塩尻市が少し前に取り組んでいるんですよ~☆
もっともっと自動運転技術が必要な地域に広まっていったらいいなあと思います!
◎福井県永平寺町:2023年5月に国内で初めてレベル4の認可を取得し、公道での無人自動運転移動サービスを開始。
◎長野県塩尻市:レベル4を見据えた実証実験や社会実装の取り組みを先行して実施。
◎茨城県境町:自動運転バスの定常運行を拡大。
◎三重県多気町:レベル4の社会実装に向けた取り組みを推進。
◎佐賀県佐賀市:レベル4のバスによる実証走行を実施。
◎愛媛県松山市:伊予鉄グループなどとともにレベル4の路線バス運行・拡大に取り組む。
以上、「軽井沢・自動運転バスの実証実験が始まりました~!」でした!


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